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添乗員の認定試験は旅程管理(国家資格ではない) と呼ばれます

一般 と 国内 に分かれ 海外の添乗のためには一般の認定が必要です

旅程管理とはツアー工程の管理のことでで、これが添乗員の仕事となります

募集パンフレット、お客様に送付済みの工程表(日程表)と

同じ内容で工程が進められるようにホテル、交通機関、バス、食事、入園等の

手配の確認や万が一これらが使用できない場合代替等の対応をするのが仕事となります

又全員のお客様に平等に旅程を最後まで楽しんでいただく為の

お客様の点呼と安全確認も必要になります

(※さらに実際は旅行会社、ツアー内容により多岐にわたる付加業務が発生します)

 

また添乗するためには添乗前に準備(打合せ)

{必要なクーポン、チケット、名簿、現金、旗、バッジ、報告書、指示書、工程表等のピックアップと確認電話}

旅行会社によってはコースレクチャー

添乗後に添乗報告と精算も別途必要になります

 

 

 

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 具体的にツアーの種別ごとにどのような業務が存在するか箇条書きにしてみます

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日帰りバスツアー(ほとんどの添乗員の初添乗が日帰りバスツアーになるかと思います) 

(駅コンコースで集合後、駐車場へ誘導してバスへ乗車する場合)

添乗員スタンバイ出発の約30〜40分前

受け付け開始

(名前、人数確認、バッジ配布、再集合の時間を案内、再集合までWCを済ませてもらう)

再集合して点呼

全員の集合を確認後バスへ誘導

バスの前で座席表掲示

お客様が乗車してる間に

バス乗務員との打合せ(工程、通行料支払い方法等)

↓ バス車内で点呼、発車OKを乗務員に伝える⇒※点呼は必ず添乗員がする

出発

↓ 出発後バス車内でお客様へ挨拶

↓ オプションがある場合は集金等作業(お寺参りで朱印帖など集めることも)

休憩場所下車時安全確認(バスガイドさんと協力)

休憩場所から昼食場所等へ連絡(人数、到着予定時刻)

観光地で入場料や駐車場代の支払いとお客様の誘導

指定のお土産店があれば送客書を書く

昼食場所の席案内

午後の観光(午前と同じ)

↓帰着直前にバス車内で挨拶

↓乗務員との精算(通行料等)

バス下車時お客様の安全確認とお礼

バス車内に忘れ物がないか確認あれば旅行会社へ連絡

帰着後旅行会社へ帰着報告  

こんな感じでしょうか

 

 

さらに次のステップは宿泊付きバスツアーになります

日帰りバスツアーに

宿泊場所への確認(人数、部屋数、食事場所、食事時間、大浴場場所と時間等)

と部屋割り配布(宿泊地到着前に配布)

宴会場の設定、部屋回りなどが加わります

 

 

 宿泊付きバスツアー

1日目

集合場所で受け付け開始

(名前、人数確認、バッジ配布、再集合の時間を案内、再集合までWCを済ませてもらう)

再集合して点呼

全員の集合を確認後バスへ誘導

バスの前で座席表掲示

お客様が乗車してる間に

バス乗務員との打合せ(工程、通行料支払い方法等)

↓ バス車内で点呼

↓ 出発後バス車内でお客様へ挨拶

↓ オプションがある場合は集金等作業(お寺参りで朱印帖など集めることも)

休憩場所下車時安全確認(バスガイドさんと協力)

休憩場所から昼食場所へ連絡(人数、到着予定時刻)

休憩場所から宿泊場所へ連絡(人数、部屋数、部屋割り、食事場所、時間、大浴場場所、時間)

観光地で入場料や駐車場代の支払いとお客様の誘導

昼食場所の席案内

最終観光地から宿泊場所へ連絡(到着予定時刻)

↓部屋割り表配布、バス車内で挨拶(ホテルの案内、翌日の出発時刻等を案内)

↓乗務員へ翌日の座席表を渡す

バス下車時お客様の安全確認、宿へ誘導

部屋回り(お客様の部屋に不備がないか確認)

夕食宴会場の確認

宴会場で翌日の出発時刻と館内の再案内

しばらく宴会場で問題が起こらないか見守る

問題が起こりそうなら対応

 

2日目

翌日朝食が宴会場の場合は出発時間の再案内

バスで集合点呼

↓出発後に挨拶

後は1日目と同様の繰り返しになります

 

とりあえずバスツアーが基本になります

飛行機でも列車でも船でも最後はバスでの移動になることが多いので・・・ 

 

 

飛行機(AIR)

1日目 空港ツアー用カウンターの準備(出発の約2時間前スタンバイ)

航空会社団体カウンターで団体チケットを個別チケットに換える

席割(3−3−3では通路はさみで座っていただくことも・・)

受け付け開始(バッジをお客様へ渡す)

当日期限のオプション販売がある場合は注文をとる

@{出発空港で再集合しない場合は(流し込み時)

搭乗券を渡し、出発時刻、航空会社、便名、搭乗ゲート、目的地空港の集合場所を案内し各自搭乗口へ}

A出発空港で再集合する場合は再集合場所と時刻を案内

 

出発空港で再集合(出発約40分前)

搭乗券を渡す

出発時刻、航空会社、便名、搭乗ゲート、目的地空港の集合場所(通常は委託荷物受取所を出た所)等を

口頭で案内

案内後セキュリティを通ってゲートへ

急ぎのオプション販売で連絡が必要な場合は搭乗までに

オプション参加人数を集計し現地へ連絡

↓飛行機

 到着空港でトイレを済ませてもらい

委託荷物受取所を出た所出口付近で集合

現地のバスガイドさんは旅行社のポスターを持って来てくれている

点呼で全員集合を確認後バスへ案内

座席表をバスの前で掲示バスへ乗車していただく、

お客様の乗車中に乗務員さんと打合せ

後はバスツアーと同じです

ただ確認業務として最終日またはその前日に

帰路飛行機のシートアサインを確認し席割を空港到着前にする必要があります

 

 最終日

↓バス

↓マイクを持てるのが最後になるのでお客様へお礼と挨拶、空港案内

空港到着

再集合の場所までお客様を案内

チケット交換完了まで待っていただく

団件を個札へ交換→席割した通りに分配

再集合場所でチケットをお客様へ渡して

ゲート、出発時刻、便名を案内

荷物をあづける方にカウンターを案内

各自ゲートへ行っていただく

↓飛行機

地元空港到着

委託荷物受取所でお別れ

荷物のトラブルがあれば対応

 

 

 JR(列車)

1日目 (列車出発の約1時間前スタンバイ)

 集合駅の団体待合室等で受け付け開始

(バッジ配布、列車席割配布、場合によりオプション販売)

再集合点呼で全員集合

列車の名前、号車番号、発車時刻、ホーム等を案内後

団体入り口等で団券をJR係員へ見せてホームへ

列車入線後乗車、車内で念のため全員の着席を確認

途中乗車がある場合は列車ドアまで旗を持ってお出迎え

(大阪出発のサンダーバードで新大阪、京都等で乗車してくる等)

オプション販売がある場合は希望を聞き集金

連絡を急ぐ場合は車内から携帯で連絡

(大阪出発でかに弁当を福井で積み込みというような場合、京都駅出発直後までに連絡が必要等)

 ↓

オプション弁当積み込みがある場合

事前にクーポン金額を記入、積み込み駅ホームで弁当と交換

急ぎの連絡が必要等の業者があれば ケース by ケース で車中から連絡

※基本的に携帯電話の使用は旅行会社から認められていませんが

(休憩地等から公衆電話使用が原則)

実際携帯電話を使わないと業務にならないケース

(前例の福井駅ホームで弁当積み込みのケースのように)

も多々ありますので・・・

下車

忘れ物ないよう下車案内

ホーム集合後お客様を誘導

改札を出てバスガイドさんをめざす

点呼で全員集合を確認してバスへ案内

座席表をバスの前で掲示バスへ乗車していただく、

お客様の乗車中に乗務員さんと打合せ

後はバスツアーと同じです

 

最終日

↓乗務員さんとの精算

↓車内で挨拶(マイクを使えるのが最後になるため)

JR乗車駅へ到着

再集合の場所へ案内、集合時刻を伝えて解散

土産、夕食等自由時間

列車出発の約20分前に再集合

列車の席割を個別に配布

点呼後ホームへ案内

列車出発

↓車内で途中下車のお客様のために下車証明を発行してもらう為に

↓車掌室へ

途中下車駅(お見送り、お礼)

終着駅のみ

ホームで集合後改札口まで案内

解散・・・・

 

 

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