添乗員とはどんな仕事か、添乗業務とはどんなものがあるか、添乗員の経験、添乗員の体験談、
どんなトラブルが発生し、どんな失敗するか、資格はどのようなものか、添乗員になりたければどうすればよいか
初めての添乗での注意事項、各種現地情報などをまとめたいと思っております
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<<添乗員7年間の体験>>
私は31歳から38歳まで
遅いスタートながら派遣添乗員の仕事をしてきました
決して有能な添乗員ではなく、苦い失敗も何度かありましたが、お客様に守られながら、運良くなんとか、かんとか
ニューヨークテロの1年後に別の職に着くまで、気が付けば約七年間の年月をこの仕事で過ごしていました
七年間添乗員をしていていろいろなことがありました
国内(北海道〜東北〜九州〜沖縄)(観光、ハイキング、寺参り、修学旅行、会社の慰安旅行、政治団体)
海外(アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ)
いろんなお客様と出会い、いろんな国や場所へ行き、いろんなな経験をし、いろんな失敗や苦労もしました
観光だけではありません
時にはハイキング、時には遍路(四国)、西国 等のお寺まいり
(中には添乗員の仕事をやめるまで、ハイキングと寺参りしか経験のない添乗員も見てきました)
お寺参りだけならいいのですが
旅行会社によっては添乗員が
事前に朱印代を徴収して、朱印帖、軸、白衣の管理を代行しなければならないこともあります
観光だって食事等がすべてセットなら楽ですがオプションになっていると注文や集金をしなければなりません、
ゆれる車中で昼食代等のオプションの集金業務
集金が終わったら観光地に着いていてバスや列車等の道中でホットできる間がないことも多々あります
そもそも添乗員とは旅程管理業務、つまり旅行会社が企画した旅程(日程)が
パンフレット及び日程表に記載されてあるように偽りなく予定通り日程が消化されることを確認、
万が一手違いがあれば可能な限り事前に障害を取り除き、不可能な場合には何らかの代替や対応すること
又、お客様の安全管理(ときにはコントロール)も添乗員の本来の仕事であるが
現状、付加業務として
(本来旅行会社の仕事で、添乗員の仕事ではないはずだが暗黙の了解というかなんというかともかく代行している)
オプション集金、朱印の代行などもしています
(旅行会社によってことなりますが・・・)
あれと思われた方 旅行会社 = 添乗員 ではないのです
添乗員の85〜95%が派遣添乗員なんです
前置きはさておき
本題にはいります
7年間で特に困ったことをリストアップします(詳細は少しづつリンクして追加していきます。)
海外編
・出発日お客様のパスポート忘れ(事前に電話で案内していたのですが・・当然自宅へ強制送還です)
・お客様のハイキング中の怪我(スイスでした){肩の脱臼1人、指の骨のヒビ 1人}
・飛行機の遅延のよる乗り継ぎ遅れで帰国遅れ、しかも航空会社とホテルのずさんな対応により
・最終日空港へ向かうバスが前の乗用車へ追突(危機一髪フライト15分前空港)
お客様がだだこねる「今日荷物がつかなかったらかえるわよて・・」 心の中で私(どうやって帰るの)
・パリでホテルに着くと 前日の宿泊客が出て行っていないので泊まれないと
・帰路乗り継ぎ空港(バンコク)で降機時お客様がパスポートを着内に忘れる
結局見つからずバンコクで予定のオプションツアー中空港内で待機していただく
・ホテルのエステで裸のビデオを撮影されたとお客様が主張
犯人を探して欲しいと夜中に私へ電話を(現行犯でないと無理です)
・毒キノコ事件(これ以上は・・・)
・現地スルーガイドさんがやたら私に敵対心をむき出しにしてこられて・・・
ツアー中常にピリピリ
(ガイドさん、アシスタントさんは味方に付けると強力な・・・・、敵に回すと・・・・・・・)
番外編
・911の2日前にカナダから帰国ニアピンでした
・さかのぼること約1年同じカナダで
私の方を見てニコニコされる女性のお客様が約1名
私: 何がそんなにおかしいのですか?
お客様: あなたの存在そのものがおもしろい!
私: ・・・・・・ (どのように解釈すべきか?・・・)
お客様の一言が・・・・ と言うこともいろいろあります
国内編
・痴呆症のお客様の参加(午前中は正常、午後になると挙動不信な行動)
しかも一人参加相部屋、1日目に観光地で突然倒れる(原因不明)
・酒くせの悪い客の参加(1名最終日の車中でずっと日ごろの不満をわめきちらしてました)
・ツアー中、終始、添乗員に難癖つけて絡んでくる客がいたツアー
・ハイキング中けが(うで深さ5〜8mm長さ10cm位の切り傷)、7針ほど縫いました
・工程に無理があり最終日空港にフライト10分前に羽田空港へ到着
(最終日に尾瀬から羽田まで走るですから工程に無理がありました)
・修学旅行もあるんですがスキーで生徒の1/3がインフルエンザに
しかも最終日に大雪、バスの到着が遅れ10時間送れて出発
翌朝4時ごろ学校へ到着
・北海道への修学旅行で生徒さんが髄膜炎緊急入院予定日に帰宅できず
・バスが添乗員(私)を置いて出発(知床でした)・・・・・・
・大台が原ハイキングへ80歳の女性が参加
「私去年富士山も登ったのよ」て
「いうじゃない。でも・・シオカラ谷から全然上がれず、みんなで担ぎ上げましたから」「残念!」
ほんとに笑い事ではなかったです・・
・西高東低の冬型の気圧配置の中
佐渡島へ直江津でJR下車して直江津港からフェーリーで佐渡ヶ島へ渡航予定が
JR車中から運行確認をると欠航(早朝確認時は運行していた)が決定したとのこと
新潟まで迂回して渡航
冬の日本海は良く荒れます
番外編
給料の安さ(国内だと日給6000〜8000円)にもかかわらすトラブル等で場合により仕事が24時間営業
仕事が不安定(4月の桜から忙しくなり12月になると仕事が急に減る)
{仕事がなくなり12月で多くの添乗員が辞めちゃいます}
悪いことばかりを上げるのもなんなので
良かったこと
・意外と出費が少なくてすむ(特に連泊が続くと)
{宿泊時の食費は当然旅行会社持ちですから}
・わが人生のなかで一番女性にもてたような・・・
・すばらしい景色をいくつか見れたこと
良いこと悪いこと
まだまだありますが・・
とりあえず今回はこれにて・・・
反響があるようであれば
詳細を更新しようと思います
これから添乗員になろうと思われる方からの
Q&Aコーナ、添乗用語コーナーも用意しております
ご意見、質問をメールで頂ければと思います
また現役添乗員さん等からの
国内、海外の現地情報等の各種情報もお待ちしております